重なる時は重なる。

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この地球上には、昔からことわざなんかにもあったように、

「なぜかそうなってしまう。」というのが、どうやらありそうだ。

急いでる時に限って、鍵がない。階段あがった途端、電車がいっちゃった。

仕事がパンパンな時に更なる、はずしちゃいかん仕事が来るとか。

寂しい時に恋をするとロクな人に出会えないとか。

ビニール傘を買うと晴れ出すとか。

いつもあいてる風な店が、今日に限ってお休みとか。

・・で、

「こんなアクシデントがあったんだけど〜こんなサプライズがあって〜」

みたいなことも、この地球上においては少人数だと思う。

ほとんどが「うへっ」と首もたげる訳です。


私のブログは「ビニール傘」ネタが多いんだけども、

その日はレコーディングで駅を出たら、ぽつりぽつり降っている。

雨に濡れることはできない。この日は午前中にヘアーカットに行ったから。

駅の地下に戻り、売店で傘を買う。また増える。どうせ増えるならばと

じゃあ。今日は100円足して、色つきの傘にしちゃえと購入。

地下から長い階段を上がり、傘をさしてみる。なんと一つだけ糸がはずれていて

ペロりんと生地が足れている。

代えてもらえばいいんだけど、時間も遅れてるし、階段を上下にまた登るのに

躊躇してしまう。いいや。だって体は隠れるからいいじゃん。

その不良品の傘をさして、スタジオへ。

なんだか、今日はつまづいてる。ほら、つまづきマーチが鳴りだしてる。

おいおい。やめてくれよ。

この日の歌のレコーディングは思ったより、難しかったが、逆に手応えがあって楽しかった。

あら?何もないじゃない?

すべてが一段落したころ、野崎Pさんより「あのね・・・。」と。

声のトーンからして。

きた。きた。やっぱり。

つまづきマーチ。聞こえてなかったけど、静かにいたのよ。

「僕は香港行けなくなりました・・」

えっ?うそでしょ〜。

会社的な都合らしく。ごもっともな内容。

しかも「香港」に同行すると月末の海外レコに行けなくなってしまうという。

海外レコは野崎Pがいないと、舵取りがいなくなってしまうので、

これは絶対。

仕方ないねん。


私はライブやイベントで野崎Pさんにいつも同行してもらい、欠かしたことはないのです。

オケとか声のバランスとか。そういうのにものすごく神経使うので、

やはりねえ。安心だったの。

だって気持ちよくスカーっと歌い届けたいじゃない?

しばらく、ドーン。→花火みたい。いや、「ど〜ん。」暗。


重なる時は重なる。

いやだい。と駄々をこねるには大人すぎた。

うちのマネジャ。シニアさんに頑張ってもらうしかないのだ。

この下の写真の衣装は却下になったもの。いろいろ着たりする。

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