2003年から2005年ぐらいにかけて受信したもので、自分でも削除せずにとっておいてあった
「KEY」というファイルに収められたメールを読んでみた。
「機動戦士ガンダムSEED」という作品のエンディングテーマで「see-saw」として
私は「あんなに一緒だったのに」という作詞をして、それは今の個人活動のきっかけと
なったと言っていいほど、驚くほど私に多くのものを残してくれた。
その後、SEEDの続編でもある「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」で、またsee-sawで
曲を作らせてもらえる話があったが、私は「あんなに〜」でいきなり状況が変わったことも
あって、じっくりと自分を見つめ直したいというか、
後の楽曲「君は僕に似ている」の構想はあったものの、前に進めないような感じでいたのね。
今となっては、なんでそこでつまづいていたのか、わかんないんだけど(笑)
当時、脚本家の両澤さんからのメールで、私はかなり方向を取り戻した。
メールを読みこんでいくと「君は僕に似ている」は当初、
「2番の歌詞を1番に変えたらどうか?」という内容。
そう。そうだった!思い出した・・
「君は僕に似ている」の歌詞、また別の作品もそうだが、
放映される1番に作り手としては力が入るものだが、2番というのは、
実は1番で考えたものが蓄積された上で自由にできる、
力みのない内容になって、それが自然で良い時がある。
「なるほど・・」と思ったものだった。
そして、2番だった歌詞の歌い出し。
「何も知らない方が幸せというけど、僕はきっと満足しないはずだから・・」
というフレーズ。
「これは石川さんご自身ですよね」と書いてあった・・・。
う〜ん。スゴっ。
そう。これは「僕」となっているが、「私」なのです。
私は自覚症状ある無しに関わらず、アニメ作品に「自分」をのせているところがある。
まさに2番歌詞という自由なフィールドに「私」がいたんです。
私の「ひとり言」がキャラクターの「ひとり言」のようになって
動き出した瞬間でした。
今でもそこは大変気に入っている。
作品に関わっている中で、強い想いで仕事されてる方々から
私は多くの助けをもらっている。
日々、息つく暇もなく過ぎ去っていく中で、そんな出会いに静かに感謝している。
