雨の中。

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去年、友人が亡くなって、ちょうど一周忌になる。

ずっとそのままにしていた携帯番号を消すことにした。

早いなあ。くそ~忘れないぞって思っていても、脳がどんどん消去運動をするのかな。

私たちがジジババになっていく中、

彼女はずっとあのきれいな姿のまま、人の心の中に残される。

能力を持った人は別ですが、普通の人間なら、当然

こちらの声も向こうには届かないし。

あちらが望むこともこちらには聞こえない。

きっとあの世で会うだろうということさえ、もしかして不可能だ。

だからこそ、目の前の人を大事にしなければとその都度、思ったりするけれど、

そういう、真面目な生活を人は毎日できない。重いもの。

きっとこうだろうに違いないという全くの想像の世界で、

故人を偲ぶ。

亡くなった彼女からもらったお守りを持っている。

私が何年か前にちょっとした病気をした時に、たまたま行ったからと言って

買ってきてくれたお守りだ。

なのに私は彼女にお守りを買うことさえもできず、声かけもせず、知らないのを理由に

葬式の日に、ただ手を振ることだけしかできなかったというのは、

シンプルに誰かのために何かをしてあげるというのは、大変難しいことなんだなあと

教えられた。

 

 

こんな懐かしい歌を思い出した。

佐野元春さんの曲「グッバイからはじめよう」。

 

 

 

ちょうど波のようにさよならがきました

言葉はもう何もいらない ただ見送るだけ

 

遠く離れるもの ここに残るもの

ぼくが決めても構わないから

何も言わないけど

どうしてあなたはそんなに手を振るのだろう

ぼくの手はポケットの中なのに

 

ちょうど波のようにさよならがきました

言葉はもう何もいらない ただ見送るだけ

 

どうしてあなたは遠くに去っていくのだろう

ぼくの手はポケットの中なのに

 

あなたはよくこう言っていた

終わりははじまり

終わりははじまり・・・

 

 

♥良い歌なんで聴いてみてね。