先ごろの私はただぼんやりしておりました。
あんまり考えないようにして。
やらなくてはいけないことはあるのになあ。
そして、この寒さ。こたえます。
Tajaの菜穂ちゃんが誘ってくれた舞台「ガーネットオペラ」。
当日は雨も降っていて、ますます上の空で足元フラフラ気味。
シアタークリエという劇場に行くために、帝国ホテルのロビーで待ち合わせして、
観劇してきました。
・・・・・素敵でした。ホントに。
戦乱の世の武将達がたくさん出てきて、戦国バサラ風なのですが、とてもとても脚本が出来てると
思いました。中休みには菜穂ちゃんと顔見合せながら、「かなりいいんじゃない?」と。
宮野真守さんや入野自由さんは声優もやってらっしゃるけど、いやいや「役者」です。完璧な。
そして、中村誠治郎さんという役者さん。織田信長を演じられてましたが、
彼の声と瞳の強さが素晴らしいのです。彼は叫びます。
「お前らの宝はなんだ?」
「楽しめよ。但し、本気でな。」
ここでの織田信長は躊躇する秀吉に「本気」と「覚悟」を教えるために、自らを倒せという。
つまり「殺せ」と。天下を取るとはそういうことだと。「覚悟」と「本気」とはそういうものだと。
私の「宝」はなんだろうね。「歌」か?「心」か?「愛する人」か」?「自分」か?
じゃあ「本気」とは何か。矢のようにするどく、時代や空間を突き抜けなくちゃいけない力を必要とするもの。
私の「本気」も生半可なものではない。
心の奥底で真実は静かに「ここにあるんですよ」と絶対言える。
でもね。それが伝わりにくい。
それは一生懸命に伝えればいいということと、また別なものなのかもしれない。
日々の何かに翻弄されたり、ちょっとした事でまっすぐに行けなくて悲しいけれど、
それが日常という、咲いたばかりの花を見上げるように素晴らしくて、
それが嘘だったかのような夜の冷え込みと同じように、少し残酷なものが人生?
・・・なのかな。
